ACT03 数学オブジェクト指向 [物体]
数学オブジェクト指向
数学オブジェクト指向は数学を4つに分類します
1つは 本質
2つは 物体(オブジェクト)
3つは アクション
4つは ルール
この4つに分類します
今回は2つめの[物体](オブジェクト)について解説したいと思います
数学オブジェクト指向 [物体](オブジェクト)
2つめは数学オブジェクト指向の物体(オブジェクト)です
プログラムでよく出てくる用語のオブジェクト指向のオブジェクトですが、数学オブジェクト指向の物体(オブジェクト)とはなんでしょうか?
数学オブジェクト指向の物体(オブジェクト)は、数学を4つに分類した物体部分です
数や式などの物体部分になります
本質との違いももう1度書きたいと思います
本質と物体
前回でも説明しましたが、本質と物体の説明をしたいと思います
本質とは、数や式に定量化する前のモノや人をさします
物体とは、本質を定量化したものをさします
Aさんという人間を見て
1人とみなしたら 1
40歳とみなしたら 40
と定量化します
この場合
Aさんが 本質
1と40が 物体 です
この定量化することを物体化(オブジェクト化)といいます
本質を式にもできる
上記は本質を数に物体化(オブジェクト化)しましたが、式に物体化(オブジェクト化)することもできます
AさんとBさんを見て
1人と1人なら 1+1
40歳と20歳なら 40+20
と定量化します
この場合
AさんとBさんが 本質
1+1と40+20が 物体 です
式に定量化することも物体化(オブジェクト化)といいます
本質をどう見るか
本質をどのように見るかによって物体は変わってきます
本質をどのように見ても問題ありません
物体化(オブジェクト化)することにより足したり割ったりすることができます
数学オブジェクト指向では、数や式をこのように見ることができます
物体は本質の1要素
物体(オブジェクト)は本質の1要素です
さきほど出てきたAさんもたくさんの要素があります
Aさんは人間であり、生物であり、霊長類であり、原子のあつまりともいえます
どれかが正解ではなく、どれもAさんの1つの側面にすぎません
Aさんの1要素を定量化したものが、物体(オブジェクト)です


