展開について その30
整理し直すの謎3 式の変形 その2
では「整理し直す」と式の変形を比較していきます
比較1 等式
「整理し直す」と式の変形を等式という観点から比較します
「整理し直す」
「整理し直す」の場合、左辺の右辺の数値の合計は同じになります
つまり=で結ばれる形になり、等式が成り立ちます
$100=50+50$
式の変形
式の変形の定義は「同値の式に変形する」です
同値とは同じ値という意味なので、つまり等式になるといえます
$100=50+50$
結果
比較1に関しては、両方とも同じと言えます
比較2 両辺
「整理し直す」と式の変形を両辺という観点から比較します
「整理し直す」
「整理し直す」の両辺はちがいます
なぜなら「整理し直す」の定義の1つは
左辺以外の式にすることだからです
左辺と右辺が同じ式ならば、「整理し直した」ことになりません
ですので「整理し直す」の両辺はちがいます
$100=50+50$ (両辺はちがう式)
式の変形
式の変形も両辺はちがいます
式の変形の定義「同値の式に変形する」はあくまで変形しなければなりません
同じ式なら変形したことにはならないので、両辺はちがう式になります
$100=50+50$ (両辺はちがう式)
結果
比較2に関しては、両方とも同じと言えます