展開について その24

2024年5月25日  2024年5月26日 

 整理し直すの謎2 恒等変形 その3

では今回から「整理し直す」と恒等変形を比較していきます


比較1 等式

「整理し直す」と恒等変形を等式という観点から比較します

「整理し直す」

「整理し直す」の場合、左辺の右辺の数値の合計は同じになります

つまり=で結ばれる形になり、等式が成り立ちます

$100=50+50$

恒等変形

恒等変形も等式になります

恒等変形の定義は「変数がどのような値であっても、等式として成立する式になるように変形すること」です

つまり等式として成立するのが定義ですから、恒等変形も等式になります

$2x=x+x$

結果

比較1に関しては、両方とも同じと言えます


比較2 両辺

「整理し直す」と恒等変形を両辺という観点から比較します

「整理し直す」

「整理し直す」の両辺はちがいます

なぜなら「整理し直す」の定義の1つは

左辺以外の式にすることだからです

左辺と右辺が同じ式ならば、「整理し直した」ことになりません

ですので「整理し直す」の両辺はちがいます

$100=50+50$ (両辺はちがう式)

恒等変形

恒等変形も両辺はちがいます

恒等変形の定義には書いていませんが、同じ式ですと変形したことになりません

ですので恒等変形も両辺はちがう式になります

$2x=x+x$ (両辺はちがう式)

結果

比較2に関しては、両方とも同じと言えます


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