展開について その31
整理し直すの謎3 式の変形 その3
今回は「整理し直す」と式の変形の変化を比較します
変化についてはこちらをご覧ください
比較3 変化 左辺
「整理し直す」と式の変形を変化という観点から比較します
変化とは左辺から右辺への変化ではなく、左辺同士、右辺同士の変化です
「整理し直す」
「整理し直す」は、左辺をずっと変化しません
そもそも左辺が1つしかありません
ですので変化はありません
$100=50+50$
$=25+25+25+25$
式の変形
式の変形も左辺は変化しません
式の変形も左辺が1つかありません
$100=50+50$
$=25+25+25+25$
結果
比較3に関しては、両方とも同じと言えます
比較4 変化 右辺
今度は右辺も「整理し直す」と式の変形を変化という観点から比較します
「整理し直す」
「整理し直す」は右辺の方は変化します
下記の数式のように数値の合計が同じであればなんでも変化可能です
変化しないと「左辺以外の式」になりません
$100=50+50$
$=25+25+25+25$
式の変形
式の変形も右辺の方は変化します
$100=50+50$
$=25+25+25+25$
$=200-100$
上記のように同値であれば(=になれば)どのような変形でも式の変形になります
$100=100$
またこの場合は同値ではありますが、変形はしていないので式を変形したことになりません
式の形が変化しないと、式の変形をしたことになりません
結果
比較4に関しては、両方とも同じと言えます